広島旅行(11/17-19)

会社では最低有給を5日取れと言われていて(法律で義務化されたので)先日は金沢へ旅行に行ったのですが、今回は2日使って広島へ旅行してきました。17の仕事が終わったら新幹線で広島へ、23時過ぎに到着してその日は風呂入って寝るだけでした。なんで広島なのかというと、厳島神社の修復が終わったことを知ったからだけの非常に単純な理由です。

 

18日は厳島神社に行ってきました。船で移動するのは恐らく20年以上ぶりだと思います。そのときは船酔いがひどかったのですが、今回は全然そんなことがなくて良かったです。厳島神社は大鳥居の修復の際に使用した足場が残っており、それを撤去する前にその足場を使って大鳥居の下をくぐることができたのですが、近くで見るとその巨大さとそれゆえに海の中で自重で立っている気持ち悪さを感じて身震いしました。大鳥居って自分の中のイメージと違って、足の二本で立ってるわけではなく、六本くらいで支えているのを知ったので良かったです、無知すぎる。厳島神社は来週が新嘗祭みたいです。回廊や平舞台ですが、潮が引いてたときに見ていたので、建物の足が見えていたのですが、潮が満ちているとこれらが浮いているように見えるようになることを考えると魅力的な建物だなあと思いました。

その後は特に下調べはしていなかったのですが、日本三景の弥山にも行ってきました。ロープウェイでほぼほぼ山頂近くまで行っているのですが、普段運動を全くしないデスクワークおじさんにはめちゃきつかった。途中から息が上がるし、太ももが上がらないし、これ仮に登り切ったとしても降りられるのか?という不安を抱きながら登りました、なんとか登れましたし、降りられたので、今、こうしてブログを書けています、ありがとうございます。景色は確かに美しいというか、自分が見たことがない景色でした。瀬戸内海は波が穏やかで小島がたくさんあるというのは知っていたのですが、本当にその通りで、呉や四国といった海を隔てているにも関わらず身近な土地のように感じました。弥山、ロープウェー使わずハイキングコースもあるらしいんだけど自分には絶対無理って思いました。あと、高齢の方も友人らしき方と登っている人が多く、自分がそのくらいの年齢になったときに友人と旅行をするということは想像ができなくて、なんだかすごいなあと思いました。今度は日本三景の残り2つ、松島、天橋立にも行きたいですね。名物らしいあなごめしを食べてバーに行ってきました。バーは雰囲気が良くて飲み物も美味しくて(ゴッドファーザーが好みの味だった)、ゴルフ談義で盛り上がって、最後に飲んだ広島の蒸留所で作られた桜尾というウイスキーも美味しかった。私のYouTubeチャンネルを登録してもらい、私はバーのインスタグラムのアカウントをフォローしました。なんだこれは。

19日は広島市内ということで原爆ドーム広島平和記念公園あたりをぶらぶらしました。原爆ドームというモニュメントに重心があり、それを起点に平和の鐘、平和の泉、平和の灯、平和の池、平和都市記念碑、平和記念資料館、平和大通りなど、世界中の平和を一身に引き受けるかのような都市でした。平和記念資料館ですが、私がナイーブなもので、資料を見るたびに少しずつ背筋が寒くなり、血の気が引いていきました。沖縄に旅行したときのひめゆりの塔の物言わぬ被害者の写真と名前、ガマで体感した漆黒の闇、そういったときの経験と似たような戦争ということが引き起こす恐怖を感じました。月並みだけど、政治的な外交手段として戦争というカードがあったとしても、それは絶対避けるべきことであり、本当に良くないと思いましたし、被爆国であり、平和憲法をもち、それを守ってきたこと、これからも守り続けることが重要なように思いました。自衛隊については改憲を通じて整理したほうが良いように思いますが。いろいろ考えさせられました。

お昼はお好み焼きを食べました、広島焼き。私が行った店だけなのかは分からないけれど、ソースとかは自分で追加とかはできず、お店の方針に従うみたいな感じで、別にそれはそれでよいのですが、お好み焼きの上部分にしかソースはついていないので、上の部分とキャベツと麺をすべて一緒に食べる必要があり、キャベツや麵だけだと無味じゃんと気づいたときには半分以上食べてしまっていました。あと肉が切りにくい。箸とヘラをもらったんだけど、ヘラで切って箸で食べるの?ヘラでそのまま食べるの?そういうのもよく分からないままだったけど対戦ありがとうございました。バーで教えてもらった最近流行りは揚げもみじ(もみじ饅頭をあげたもの)を食べたのですが、これ美味しいけど絶対身体によくない味がするって思いました。もみじ饅頭をお土産に購入して広島旅行は終わり。広島城に行っても良かったかなと思わなくはないのですが、ちょっと時間的に無理そうだったのですが、それで良かったと思います。

 

では、ごきげんよう