K-POPにハマってその周辺をディグっていたら(死語)、韓国文学にも当然ぶち当たるわけで、チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』で韓国文学良い作品あるじゃんと思って、ハン・ガンも読みたい本リストに入っていたし、去年今年でハン・ガンが文学賞を取りまくっていて日本語訳もかなり出ていたのですが、ノーベル文学賞を取るとは思っていませんでした。なんか、静かに売れ続けてくれという気持ちがあった。
にしても、クオン(出版社)の社長はさぞ嬉しかったことでしょう。新しい韓国の文学シリーズというものを刊行しているのですが、そこに選ばれた作品がハン・ガンの『菜食主義者』でそれ以外にも『少年が来る』、『そっと 静かに』が出されています。他にも韓国文学の名作シリーズというものが出ていて、恐らく韓国文学に目を通していると、避けては通れない出版社。バカ売れしてもっとたくさん韓国文学の本を出してくれー!あと詩もお願いします。韓国では良い詩人は良い小説家よりも知名度があるそうで、ハン・ガンもクオンから『引き出しに夕方しまっておいた』というものが翻訳されているのですが、どうにも詩は取っ掛かりがなくて悩ましいです。
そういうわけで、逆張りオタクとして、劉慈欣『三体』を読んでいます。いや、ネットフリックスでやってて、逆張りでも何でもないだろと言われるかもしれないですが、うちにはテレビもないし、サブスクで契約しているのはdアニメストアだけだし、なんなら契約してるだけで最近は全然見てない。さらに言えば、俺は物語が転がり始めた一巻の中盤以降(あれ、実はそこまで面白くないのではないか......?)と感じ始めている。とはいってもまだ、一巻を読了したわけではないのだけれど。俺にとっては、『沈黙の春』と文革がテンションのピークだった、それ、今のところこの作品のプロローグなんですけども。今日、本屋に行って三体の第2作目の上下巻を買ったから、読むつもりではいます。
冠婚葬祭のためのシャツをセミオーダーしてきました。39/84~40/86くらいまでが私のサイズっぽいということが分かったので、これからは既製品でこの辺りを買っていこうと思います。最近、ネイビーでダブルの金ボタンのジャケットを買いたいと思ってます。お金の余裕が生じれば、できれば、来年あたりに買えるといいな。
では、ごきげんよう。