ヘリンの持っているダイヤモンド(インクルージョンがFLで、カラーがD)のような心の美しさと純粋さが炸裂している回でした。撮影クルーがヘリンに涙する。ヘリンの手書きの文字が手書きの文字という感じで好きなのだけれど、これは俺がヘリンが好きだからなのか?坊主憎けりゃ袈裟まで憎いのパターンなのだろうか。
アポーミュージックが今年のリプレイを出してくれた。
ティグラン・ハマシアンはアルメニアのギュムリ出身のジャズピアニストで、アルメニア的(中東的)なサウンドとプログレッシブ・ロック的な楽曲の構成力とポリリズムによるアプローチが好きだったのですが、一時、私の理解の範疇の外に行ってしまったので聞くのをやめていたのですが、久しぶりにフルアルバムを出す、その先行リリースがされていて聞き始めて、あー、今回のは好きかもと思って昔のアルバムとか含めて聞いていました。Red Hailという入手困難なアルバムがサブスクで聞けたのに気づいたのも今年。後は、久しぶりにバンドでライブをするということもあって、鍵盤パートにフィーチャーされたトラックで好きなやつということもあって聞いていました。でも、ここに載ってないけれど、マーク・ジュリアナ、アーロン・パークス、ブラッド・メルドーといった割とコンテンポラリージャズ(というにはもう古い)を例年と比べるとたくさん聞きました。
それで、今年出たティグラン・ハマシアンのアルバムなんですが、CD2枚組のボリュームなので、なんとなく流し始めて全部聞くとなると単純に倍の時間、流し続けることになるので、他の曲と比べて長く再生したのだと思います。それにしてもティグラン・ハマシアン聞きすぎだろ。
再生回数って観点だと、楽曲が短いK-POPがどうしても多くなってしまいますね、3分あるかないかってのが当たり前の世界なので。
それにしても全部NewJeansのGet Upからだとなると、いかに私がこのEPを聞きまくっていたかが分かるでしょう。本当に好きなんですよね、Get Up EP。2023年の名盤です。
ちなみに、2024年であれば、K-POPだとaespaのArmagedonでしょう、満を持してのフルアルバム。期待を裏切らない楽曲群は当然(と言いつつ、naevisのデビューあたりにKwangyaって続いていたのかという驚きもあった)ですが、すべての楽曲にMVを付けた上に、MVの振れ幅と世界観が、従前のaespaの延長線上にギリギリありつつも、受け入れやすいキャッチーな世界観を提示してきたあたり、やるじゃん......(なぜか上から目線)となりましたね。
こうやってaespaのことを書いていても、上の方にパワーパフガールズ化したNewJeansのジャケットが5つ並んでるので説得力がないかもしれませんが、aespaはよくやったよ、今年。私の再生時間数はなんと2位。
以下、個人的ベスト。
<2024年リリース>
ベストアーティスト:aespa
歌モノ以外ベストアルバム:ティグラン・ハマシアンのthe bird of thousand voices
歌モノベストアルバム(K-POP):aespaのArmagedon
歌モノ楽曲単体(K-POP):TWICEのOne Spark
歌モノ楽曲単体(K-POP以外):篠崎広の光景
上記以外楽曲単体:ティグラン・ハマシアンのthe curse (blood of an innocence is spilled)
<2024年以前リリース>
ベストアーティスト:ファラジュ・スレイマン(パレスチナ出身のジャズピアニスト)
歌モノベストアルバム:Maison book girlの海と宇宙の子供たち(2019年)
歌モノ以外ベストアルバム:ブラッド・メルドーのjacob's ladder(2022年)
歌モノ楽曲単体:トゲナシトゲアリの名もなき何もかも(2023年)
歌モノ以外楽曲単体:Ace Combat Zero OSTのZERO(2006年)
他にも好きな曲はあるけれど、一旦、今日のところはこれで。
明日もやる、とかという意味ではないです。このブログではもうこれと決めるということです。
では、ごきげんよう。