2017年アニメは良いものだ...。
鏡面の波/YURiKA
現代よりの近代浮世絵におそらく影響を受けたであろう独特の絵柄の市川春子原作の宝石の国、漫画だと誰か誰だかわからねえ。好き。それを上手く3Dアニメーションに落とし込んだorange最高ですね、いい仕事をした。フォスの髪の毛とかもうホントぷるっぷる。第8話の特殊EDのliquescimusもハチャメチャ良くて霧散する、黒沢ともよさんの歌唱がね、またいいんだよね。そう来ましたかって感じで、泣いちゃう、アンターク...。朗読コンサートも昼の部に行ったんだけど、とても良かった。
ゆうううだあああああああああああああああああああああちいいいいいいいいいいがああああああああああああああああ
正直全然覆面系ノイズという漫画に興味なかったんだけど、音楽がNARASAKIで早見沙織さんが主人公で歌うっていうから、見ていたんだけど、まあ、早見沙織さんは神。喉が潰れちゃう!やめて!!!かっこいい!!!!!って感じで涙が出たよ、私は。ALICE-songs of the anonymous noise-の限定版を買わなかった人は早見沙織さんのロックな成分を摂取することができないまま死んでしまうのだと思うと本当にかわいそうだと思うので、私に言ってくれればCD貸します。ベースが山崎英明(siraph、ex.school food punishment)でライブしたのも最高です。ありがとう、覆面系ノイズ。一生忘れません。
けものフレンズ好きなんですよっていうと、IQ下がっていいですよね~みたいな反応をほぼ確実にされるんだけど、私は毎話見るたびに号泣していた方の人間なので分かりあえることがないなとオタクの中の溝は深いものがあるなと感じます。30-40代オタクは、サビ落ちのところでこれはjudy and maryのクラシック...?となる。なれ。けものフレンズ、オフィシャルガイドブック買うとブルーレイがついてくるのむちゃくちゃお得だなって思いました。ガイドブックにブルーレイつくんですよ、凄くないですか?
youtubeにこの動画が上がって初めて聞いたとき、イントロの1秒聞いた時点で「何これ。アイマスの画像使った全然別の曲かよ...」って思ってたら天海春香の声が聞こえてきて「マジかよ...」ってならなかったオタクはいないのではないかと思わせる、どちゃくそかっこいい広川恵一曲。間奏前で挿入されてる掃除機もいい仕事をしている。
歌詞もかっこいいんだよー、鳩の血!
環-cycle-/糸奇はな
こんなかたちで吉良知彦と上野洋子の名前を再び並ぶことがあろうとは思っていなかった。
ハシタイロ/rionos
それなりに前から音楽の仕事してみたいだけど、私は知らなかったので彗星のごとく現れた期待の新人という感じですrionos。なんというか、上野洋子、新居昭乃、初期の菅野よう子、小峰公子を吸収して大きくなった感じがして、非常に上質で、壮大な世界観のサウンドを作るのが上手いなあと思いました。これからもいい仕事をして欲しいなー。
別れの歌じゃないですか、これ。でも、別れは悲しいことじゃなくて、むしろその出会いを言祝ぐような歌詞で素敵なんですよね。人生の楽しさ、その楽しさをあなたと共有できたことのすばらしさ、これからも続くであろう人生へのポジティブな気持ち、もちろん途中で揺らぐんだけれど言葉にしたら消えてしまうからと、最初から最後まで紡がれる世界が美しくて、こんな歌詞が書けるなんて本当にプロの仕事は凄いなって思いました。
凄い歌詞ですよこれも。死神というタイトルにふさわしい呪詛というか、死への誘い。原作の終わり方に対するアンチテーゼかなって思っちゃいました、そんなことはないけど。全編にわたって怖いんだけど、特に曲の最後がむちゃくちゃ怖い。
この曲を聞いて、1:30の世界観と、曲のフルサイズの世界観をバシッと決める椎名林檎の仕事は半端ない...って震えました。ストリングスが上昇していって、フルートが入って来てっていう間奏が大好きです。
貞本義行が中島愛の声は色っぽいだかエロいみたいなことを言っていた気がするんだけど、私にはピンとこなかったんだけれどこの曲を聞いてなるほどって思いました。サウンドは120%フジファブリックで、でも、中島愛の曲にちゃんとなっていて、花丸あげたくなっちゃいます。
ティアドロップス/poppin' party
ダサい歌詞とダサい掛け合いが最高。曲の構成はなんか王道というか、2Aメロでパターンに変化つけてきて、あっ、かっこいいっすね...ってなった。大橋彩香、アイドルとして頑張りますっ!て歌を歌ったり、バンド活動ではドラム叩いたりと、最近の声優はマルチで多才だなあって思います。
full scratch love/FAガールズ
ドラムがかっこよすぎて発狂する。イントロからAメロのパターンがまずかっこいい。ボーカルの掛け合いがかわいい。間奏のドラムがかっこいい。っていうか、こんなガチなハードロックなのに歌がかわいいって犯罪じゃないですか!?明日からどんなハードロックを聞けばいいの...。
曲の出だしからかわいい...好き...ってなる。歌に関しては吉岡茉祐と山下七海が私は好きで、その2人が1Aメロから歌ってて、OK!!!ってなる。
とりあえず、もう最初から最後まで怖いくらいかわいい曲。かわいい曲だけど、これもかなりカウベルを思い切って使ってるところとか、ピアノが全面に出てくるんだけれど、繋ぎのところではやたらとヘヴィーなギターリフを持ってきていたりと、カラフルな展開で飽きがこない。
yes! party time/佐々木千枝、龍崎薫、櫻井桃華、赤城みりあ、市原仁奈
ロリコン歓喜の発狂イベントでお披露目されたyes! party timeですが、これを3Dで再生したときの「ここからちゃんと見てるよ」の衝撃は忘れられない。生きててよかったと思わずにはいられない演出で、卒倒したオタクも多いのではないでしょうか。アイドルはちゃんと見てくれている、承認欲求お化けも満足です。そして絶対に「良い子を脱ぎ捨て輝く夜に繰り出」す赤城みりあさん。
hotel moonside-take me away from metropolis remix-/烏屋茶房
これは広告の街/sora tob sakana!(ぐるぐる目)
まあ、そういうわけで烏屋茶房の仕事を認めるわけにはいかねえみたいな感じで意固地になっています。正当に評価できてない。
アニソン的にはむちゃくちゃやばい年だったと思います。では、ごきげんよう。