消極的な生

何か、自分には人生をかけての目標や目的とか、明るい未来像が特に思いつかないなということをここ数年で思うようになり、結果として、とりあえず親より早く死なないということが今、生きている理由づけになっているように思う。

 

そのようなスタンスであるため、格別の楽しさがあるわけではないで、ゴルフスクールに通って、年に数回会社の人とゴルフをすることで何かが自分に芽生えないかとか、美味い飯と酒、綺麗な風景を見つけることで何か新しい気持ちが生まれるのではないかと、ここ2,3年で出歩くようになったわけだが(コロナ禍ではあったが)、こういうことができるようになったのは、私が金銭的に自立して、若干の余裕が生じることで実現することができることもあるので、自分の能力はともかく、運がついているのは間違いない。10年くらい前はとりあえず正社員にならないとというような状態であり、そんなことを微塵も考えることができなかった。そういう意味では、自分のステータスによって価値観や欲求は簡単に変わりうるものであり、他人もそれと同様であるのだがら、変わった結果付き合いづらくなった交友関係は長続きもしないのだがら、なんとなくモヤがかかって、最後にはなかったことになるようなものが良い気がする。やっぱり時給850円交通費支給なしの派遣社員四年制大学卒業後のキャリアをスタートしている身としては、いつ自分のポストが奪われるか分からないという危機感はある。危機感はあるが、自分より圧倒的に優れている人がいるのならば、それは敵わないし、勝負しても仕方がないなという気持ちもある。つまり、もう隠遁生活したいということです。ぶくぶく太るよ。

 

今週いっぱいで冬服として利用していた服の大半は処分して、春服にチェンジしていこうと思う。少し高いジャケットと気に入ってるセーターはクリーニングに出して、あとは捨てる。無印良品ユニクロで買った二束三文的なものばかりなので(とはいってもジャケットは5着で3万弱するわけだが)邪魔だし、東京は場所が金を取るので、極力減らせるものは減らしたい。スーツもそういえば作らなくちゃと思いつつ、来月両親に食事を奢るといった手前、それ以上の出費はきついなという気持ちがある。今月も結構外食してるんですよね。で、4月に大きな出費があるので、スーツを作るのが6月くらいかなあ、で、届くのが7月か8月くらいか。冠婚葬祭でしか着ないから、どうしても急に必要になったら安いスーツでもいいかなとは思っている。柔軟に対応していこう。

 

社員数が今より半分くらいのときは、部長はよく月1の会社の飲み会に参加していたのだけれど、今のオフィスになってから飲み会には参加しなくなっていて、そもそもあまり大人数でわいわいするのが苦手なタイプな人だということは自他共に認めるところではあるが、先週のミーティングでコロナも落ち着いたので飲みに行きませんかと部長が発言したのには少し驚いた。もともと上司、部長、私が管理部門は会社ではもう古株扱いなのだけれど、部長は食については結構こだわりがあって(好き嫌いはないけど良いものを食べたいというタイプだと思う)コロナ前に上司がお勧めの店があるという話をしていたのを部長も覚えていて(私も覚えていたけれど)その発言をしたので、このメンバーで飲みに行きたいと思っていたのかと、少し驚いた。あんまり自分からそういうことを発言するタイプだとは思っていなかったので。

 

何かオチがあるわけではないブログなのは皆様も薄々感じていたかもしれませんが、本当に書きながら思い出したことをダラダラと書くものですから、今日はこれくらい思いを巡らせて満足することができました。

 

では、ごきげんよう