金曜と土曜のこと

金曜はぼっち・ざ・ろっく!聖地巡礼のために江ノ島に行ってきました。片瀬江ノ島小田急、と江ノ島江ノ電らしいです。知りませんでした。15時過ぎに駅に着きましたが、風が強くて帽子が危うく飛んでいくところでした。江ノ島は人でごった返しになっており、とてもじゃないですが、毎日の通勤電車で人混みはこりごりなので、江ノ島へは行かず、片瀬江ノ島駅を出てすぐのバーに入りました。というか、ぼっち・ざ・ろっく!聖地巡礼ではなく、そのバーが目的で江ノ島まで行ってきたというのが本当のところでございます。知人1名と駅前で落ちたい、15時からやってるみたいですよということを伝えたところ、じゃあ、行きましょうということになり(えっ、早すぎない?)と思いつつも店内へ。カウンターが7席くらい、テーブル席で6席くらい、窓からうっすらと陽の光が入っており、バーの割には少し明るい店内でした。テーブル席は良い感じにくたびれている色合いだなあと思いました、またカウンターの椅子はすべて似て非なるデザインがされていて珍しいなあと思いました。事前に何名からのバーテンダーからカクテルが素晴らしいということをうかがっていたのでカクテルをいくつか頼みました。まずは長らく好きなカクテルであるサイドカー。いろいろなサイドカーを飲んできていて、好きな味のものやイマイチだなと思うこともありましたが、このお店のバーテンダーの出すカクテルはトレートの蒸留酒を飲んでいるような印象で、混然一体とはこのことか、と。そしてショートカクテルにも関わらず、時間が経っても全然へたらない。ショートカクテルは早く飲むのが定石と聞いたことがありますが、全然、15分くらい置いていても味が変わらない。1時間もしないうちにカウンターは満席、電話の何件かかかってきており、カクテルを3杯目頼むころにはテーブル席まで埋まっていて、人気店だなと感じました。15時過ぎに入店してなかったら、恐らく満席で入れず、Youは何しに江ノ島に?状態になっていたと思います。素晴らしいバーでした。ステアが自分が見てきたバーテンダーの中でもかなりゆっくりだったり(でもカクテルによって回すスピードは違っていた)、シェイカーの振り方やリズムも独特だったり、カクテルに使うレシピにもこだわりを感じて、カッコよかったです。お客は、地元の方だったり、ドルフィー時代からの方だったり、元々銀座に構えていて、江ノ島に移転というのはなぜだろうと感じていましたが、江ノ島で流れる時間の中で得物を磨き続けるストイックさ(なのだけれど、マスターは飄々とされていらっしゃいました)を感じました。

Bar Dをバードって読ませるのかと思っていたのと同時に、バードというとリー・モーガンだなあとぼんやり思い、そういえばドルフィーエリック・ドルフィーだなあと思っていましたが、店内にサックスも置かれており、そういうことかーと思いました。そして私がバーに行くきっかけになったドルフィーの山浦さんはBar Dの田辺さんのお弟子さんということで、師匠にあって来たということになりますね。良い経験をさせていただきました。

 

帰りは荒木町にて飲みました。そういえばあそこでピザを食べた記憶があるなと思い、ピザ食べたいとバーに入りましたが、その日はピザがなく(そもそもピザを食べたくてバーに行くという思考がおかしいのかもしれませんが)鹿肉のソーセージとマッシュポテトとレバーパテをいただきました。知人が帰りの電車内で荒木町の別のバーの話を振ってきたので、食事を食べたら早々にそちらのバーで私はラムとカリラをいただきました。ラムはもっといろいろ飲んでいきたいなと思いつつ、全然飲めていない。そしてカリラ良かった......。

 

土曜はゴルフスクールに行ってきました。ユーティリティが全然うまく打てませんでしたね。ははは。どうしたらいい?あと、少し読書しました。良い感じです。

 

では、ごきげんよう