カレンダーガール/わか・ふうり・すなお from STAR☆ANIS
1作目にして頂点。signalize!がOPなのも狂ってるアニメだと思ったけれど（いったい何が始まるんです...？って感じた）EDでフィルターかかったボーカルからぶち込まれるファンキーな踊れるチューン、EDアニメのモチーフがレコード、これが女児アニメ？こんな曲を聞いた女児、どうなっちゃうの？？？
OP、EDだけじゃなくて、ソロ曲のどれもかっこよくて、trap of loveの歌詞なんか凄くいいし、硝子ドールは振り切れてるテクニカルなメタルだし（後藤貴徳のギターが最高）凄いアニメが来たなって思いました。私は最初から見てたわけじゃなくて妹に勧められて見始めたんだけど。妹は信頼できるオタク。
僕と花/サカナクション
サカナクションの好きな曲、5曲あげろ言われたら入ると思う。3曲でも入るかもしれない。アリーナ系の曲を大量生産していて嫌気が差し始めていた頃にTVタイアップとして発表されたこの曲は、MVも決して派手ではない物語仕立てで、ライブで聞いて盛り上がる感じのものでもなく、むしろ歌詞が少し重たい感じで、結果的に商業的にも大きな成功とはいかなかったけれど、私はこういう曲をシングルカットすることができるバンドがサカナクションだと思っていて好きです。
塊/赤い公園
ランドリー/赤い公園
年下のガールズバンドでとんでもないのが出てきたな、天才なのかもしれないなって思いました。黒と白の2枚組で出すっていうのがかっこいいし、コンセプチュアルだし、なんだこの個性的な曲は、なんですかその歪んだベースの音は、曲と曲の間に謎のトラックが挟まっててちょっととんでるし、それが2年後の猛烈リトミックで1つの楽曲（木）で出てくるのも天才なのかもしれないなって思いました。如何せん初めて聞いたとき本当にショックでした。
森と照明/ハイスイノナサ
このアルバムにはMVもあってまさにポストロックっていう感じの地下鉄の動態、激しいギターリフとドラムが先導していくライブ動画もあるlogos、抒情的なピアノリフが楽曲全体を引っ張っていくある夜の呼吸と、短いながらも色彩豊かなアルバムになっていてきっと人気がある作品だと思います。私はその中で、多分、割と地味な森と照明っていう曲が好きで、鎌野愛が脱退するラストライブでモビールと森と照明を続けてやってくれたときは心底嬉しかった。森と照明は片手で数えるくらいしかしていないらしい。
臨終/COgeNdshE
残響的なものといえばいいのかわかりませんが、ポストロックを経由した（私がポストロックと感じるものは音楽的にはインディー（商業的でない）な精神を引き継ぎながら、楽器の関係性を対等（歌詞、メロディも含めて）にし、拍子は3、4以外も3、4と同じようにやるものという印象があります）バンドの最後がこの2012年頃な気がします。このバンドの2作目を待っていたファンは多いと思います。それくらい可能性を感じずにはいられないアルバムでした。un deux trois、錯乱とか鶏卵もかっこいい。
ないのよ、MVとか、音源が。
やくしまるえつこが提供した楽曲の中で一番好きだと思う。ジャニーズって私の中では歌謡曲のど真ん中をいっている集団だと思っていて、やくしまるえつこも名実ともに歌謡曲の仲間入りだ！と喜びました。この曲からワーナーなんですよね、永井聖一のイントロギターフレーズも印象的で、こういう1本曲を通したレーズを作るのが上手い。
degulated Jaz/open reel ensemble
私はリリースイベントだかでopen reel ensembleを渋谷WWWで見たことがあるんだけれど演奏が画になるんですよね、幕下ろして逆光で演奏してるのが、人とオープンリールのシルエットがいい感じで。何で知ったか分からないけど、多分やくしまるえつこが参加してるからだったと思います。当時は、楽器としてオープンリールを使うっていうのがちょっと話題になったと思います。
キルミーのベイベー！/やすなとソーニャ（赤崎千夏、田村睦心）
むちゃくちゃかっこいい。特に、さらにウザいやつ、あとEDの骨折編。アニメは見てないけど...。起承転ってあってどれもふざけたremixが入ってるんだけど2062は特にふざけてる。
G.N.S/tricot
プログレっぽさを感じつつ、突然喋りだすボーカル、しかも歌詞が割とダサい！というか青臭い！、なんか惜しいなと当時は思っていたんですけど、今では洗練されすぎたのか、魂のステージが上がったのかわからないけれど、今みたいに歌詞が単純化して、楽曲は複雑化するなんて思ってもいませんでした。
2012年、思ったよりアニソン少なかったですね。アイカツ！が曲の数で言うと大量ですが。
では、ごきげんよう。
