2021年を振り返る

 今、兎田ぺこらさんのGルート配信を見ながらこのブログ記事を書き始めたところです。兎田ぺこらさんが好きなのだが、なぜ好きなのかはよくわからないが惹かれるものがあります。

 去年の今頃はなにかブログ記事を書いているのかなと思って見てみたら、自分が出演したライブの動画を紹介していました。あと気に入った曲を3曲紹介してました。自分が好きな行為として(と言っても、「好き」ということが私には正直よく分からなくて、続けられているという意味で)ポップスを聞くということと読書をするということがあげられますが、読書はなんとなく読んで満足って感じなので、聞いた音楽で心に残っているものを紹介しようと思います。

 

<音楽>

1.ウラノミト/月ノ美兎

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錚々たる面子を引っ提げてリリースされたアルバム月の兎はヴァーチュアルの夢をみるにおいて、新しくリリースされた曲の中では唯一良いと思いました。(大袈裟)只野菜摘の織りなす、誰でも知っているような単語を並べているにも関わらずそれが誰のことを歌っているのかと問われれば間違いなく答えられるであろう詞(そこまで月ノ美兎知名度ないが)、広川恵一が得意とするバンドサウンドを基調にしながらもムーディーなオルガンイントロ、テンションの効いたウクレレのリフ、すべてが月ノ美兎のために作られた一点ものと誰もが認める曲ではないかと感じます。

 

2.僕のスピな人/マハラージャン

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まず、マハラージャンって何?その恰好は何?スピ(ルチュアル)と好きをかけるセンスがキモい。MVもキモい。歌詞もキモい。ベースはハマ・オカモト、ドラムは石若駿。全部好きです。コンセプチュアルな名前と風貌、歌詞とMVの絶妙なバランス、楽曲としての完成度の高さ。石若駿はどうやって叩いてるのこれ。マハラージャンのファンキーでダンサブルな要素を求めている人にはあんまりウケなかったかもしれないけど、私はポップスとして好きです。

 

 

3.嘘じゃない/崎山蒼志

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崎山蒼志というアーティストはインターネットの人にはよく知られているのではないか、とツイッターで五月雨がバズっていて私はそれで知ったんだけれど、こんなに真っ直ぐなミドルテンポナンバーを作ることができるのかと、初めて聞いたときに驚きました、アレンジャーの力があってこそだとは思いますけど。西野カナのトリセツなんかを編曲してるらしいです、それを調べてなんか損した気分になりました。俺はトリセツにも心を動かされる男なのかもしれない。

 

 

ちなみに、本だと山本圭『現代民主主義』(中公新書)、白川晋太郎『ブランダム』(青土社)、マルキールウォール街のランダム・ウォーカー』(日経新聞出版)が良かったです。

 

 

兎田ぺこらさんがまだGルートをクリアしていませんが、私は眠くなったので寝ようと思います。今年は人と対面で会うという価値が希少なものとして上がったと感じた1年でした。

 

では、ごきげんよう