君島大空トリオ no public sounds リリースツアー@live house enn 2nd

日帰りで仙台に行ってきました。行きの山手線で反対方向の電車に乗り、予約していた新幹線に間に合わず、チケットを変更するという業績を解除した。これで予約とその後の変更、どちらにも対応ができるようになった。suicaとチケットを連動させたのも初めてです。

 

男性アーティストというと、何も聞いてないなあと思うのですが、もしかすると唯一くらいかもという感じで君島大空は聞いていまして、最新アルバムのno public soundsも聞いていて、元々は合奏形態だけ見ようかなあと思っていたのですが、藤本ひかり赤い公園のベース)が好きというのもあったり、仙台は近い(1時間半程度)というのもあって見に行くかとなりました。終始バタバタでどこかで時間を潰す暇もなくライブハウスに行ってライブ聞いて飯食って帰ってきました。

 

ライブの感想ですが、まず、めちゃくちゃ外音が良かった。PAうますぎ。トリオのスタッフなのか、ライブハウスのPAなのか分かりませんが、各楽器のイコライジングのバランスが良かったし(君島大空も藤本ひかりもブーミーな音を出すから、適度に低音域はカットしなくちゃいけないと思う)、バンドサウンド全体のバランスも良かった。君島大空のボーカルもしっかり聞こえたし、歌いやすそうな感じがした。中音も良かったのかな。アンコール1曲目でベースのバランス(4弦)が悪くなって、なんで?って思ったけどその曲だけベースを持ち替えていたっぽかった。仮にこれがライブハウスのPAの実力だったのだとしたら、仙台はこのライブハウスがあることを誇った方が良いですよ。キャパ250ってあるけど、そんなに入らない気がした。東京の同規模だとどこだろ、下北沢シェルターとかO-nestとか四谷アウトブレイク、池袋チョップか。これらよりは音が良く感じた。これはライブハウスの音響も絡んでるんだろうか。

開演時間の前、私の前にいた4人組らしき人たちが立川BAVELで赤い公園を見たことがあってみたいな話をしていたのだが、うたこすがthe 2でドラムを叩いているという話をしていたが、うたこすは今は脱退して、子育てに専念していて、SNSなんかも今は一切更新してないんですよねということを伝えようか迷って伝えなかった。ライブ開演が16:30だけど、16:28にMV公開ってなに?いや、曲名が16:28だからそれはそうなのだけれども、いっそのこと16:28になったらスクリーンにMVを流して欲しかった(無茶なお願い)

以前からあるライブでの人気曲である、遠視のコントラルト、散瞳はもちろんやりましたが、やはりニューアルバムの曲が良かった。君島大空の曲、ミドルからスローなテンポが多いんだけどダレなくて、それは君島大空の類稀なるギターセンスと鬼気迫るボーカルによるものなのですが、やはりアルバム最後のトラックである沈む身体は空へ溢れては素晴らしかったです。- - nps - -、c r a z y、映画、˖嵐₊˚ˑ༄もよかったなあ。こんなにセットリストにスローなナンバーで、しかも男性ボーカルなのに(これは私の偏見によるところが多い)2時間をあっという間に感じました。

 

君島大空トリオは、もともとは朝霧JAMのためのバンドで、コンセプトとしては、学園祭でイケてるバンドと冴えないバンドが学園祭でバンドバトルをするときにイケてるバンドにファンは集中して、冴えないバンドはほとんど客がいないけど、でもその冴えないバンドの曲はめちゃくちゃ良くて、そういう存在になりたいと思うということを言っていて、確かに人気が出るかどうかは難しいけれど、刺さる人にはめちゃちゃ刺さる、そういう音楽だと思いました。とりあえず、めちゃくちゃよかった。ありがとうございました。

 

そんな感じです。では、ごきげんよう