ルセラフィムのEASYを聞いて2024年が始まった気がした。

Good Bonesで好きなのが何度も言っていますが、カズハがサクラを起こすところなんですけど。で、詞で一番好きなのがサクラの「それでこの全てに何の意味があるんだろう?」ですね。これはK-POPの第4世代が抱えている大きな問題だと感じていて、成熟したカルチャー、ロールモデルがなくなった状況の中で、何をモチベーションにして活動を続けるかという問題を端的に吐露している箇所だと思います。そうなると、もう、在りたい自分、共に戦う仲間、応援し支えてくれるファンくらいしかないように思います。これは、ファンも同じように抱えている問題で、売上本数ということや再生回数はじめ、どうすればアイドルに支持していることを伝えられるか。今のようなSNSがあるということは、これは精神衛生上、アイドル、ファンお互いにとって良い環境だなと感じます。誹謗中傷以上に、支持してくれている人がいるということ、そしてそれを直接伝えることができるということって素晴らしいなと感じます。インタビューにしても、ファンのコメントにおいても、先日のブログでも書きましたが、love、supportという単語で溢れている。先日のルセラフィムのカムバックでもユンジンが英語でこの言葉を述べていました。

 

セラフィムは強くあることですが、最近は単純なフィジカル、メンタルの強さだけではなく、一度性別というものをフラットにしたうえで、なお、女性である自分を肯定し、女性であることを楽しむ、女性として生きることの多様性を表現しようとしているように感じます。衣装が時々、異様にガーリーなのはそういうのから来ている気がする。

 

そういうコンセプトが強いアイドルであればあるほど、NewJeansという存在がますます異様なものとして浮き上がってくるわけですが。でも、NewJeansには本当に何もないからコンテンツをメンバーが生み出し続けているし、それを支えるファンが凄く大事だということだと思います、これが真心の伝え方なのだとしたら、あまりにも酷じゃないですか、ミン・ヒジンさんよぉ......。酷だからこそ、応援しなくては、気持ちを伝えなくてはとなって、それを行動に移さざるを得ない自分がいる。

mdpr.jp

 

 

2024年の音源だとG(I)-DLEの2があって、そんなに熱心に聞いてないんですけど、放送禁止なんかっていうのを聞くと、あんなに分かりやすすぎて、挑発的で、規制なんてしたらバカを見るだけだろなんて思っていたのですが、素直にWifeのMVが規制されるのを聞くと、マジかよって思っちゃいます。ルセラフィムのEASYも規制がかかったとか、かからなかったとか。いやあ、本当に。2は金をかけてるっぽくて、かなり音が良いのと、構成がシンプルで安易な繰り返しやコーラス2回なんて構成にするのであれば、1度で言いたいことを言いきりスパっと曲を終わらせる潔さを感じます。

 

韓国は儒教の価値観が制度にまで食い込んでいるわけですが、そのような辺りには論文でも結構あるみたいです。

儒教の法制化と女性への影響(マチルナ・ドイヒラー)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscfh/36/0/36_9/_pdf/-char/ja

 

 

妹とハイキューの映画を見てきた。k-popの話と、服の話も少しした。妹が着てた服が血痕みたいなデザインだなって思ったけど林檎のデザインだったらしい。

wear.jp

ujohのモーターサイクルコート、今年は暖かすぎて着るタイミングが無さすぎたので今日は着ました。ハッピー。

 

 

中公新書韓国併合』を読み始めました。この本は、韓国併合の歴史を朝鮮を主語として描いている内容とのことです。李氏朝鮮を清の冊封体制から離脱させ、大韓帝国というかたちで形式上、独立国家として扱い、近代的な主権国家間による条約の締結とその後という観点から考えたことはなかった(その後、日露戦争を経て併合されるわけですが)ので、続きを読むのが楽しみです。以下、Amazonアフィリエイト

 

 

今日はこの辺で。では、ごきげんよう