これは私が現在うつだからということとは関係なく、ずっとこういう歌詞を聞くのがつらい、というか、ああ、私ではない（それはそう）誰かと遠くへ行くのだなあという別れの曲のように、自分の頭の中では響く。ファンと一緒に新しいステージに行く（全国ツアーするとか、どこどこでライブするとか）みたいなタイプだったり、恋愛の歌詞だったりするわけだけれど、それが明らかに物語の中で特定の誰かと類推できないようなものであれば、私は「誰だかは分からないけれど私ではない誰か」となってポジティブな歌詞だととてもへこむ。他方で、二人称に対してネガティブな評価をくだしていると安心する、そういうときは自分のことを悪く言われているとは思わないからかな......。そういうわけで、aespaのYouを聞くのがしんどい。あと、どうでもいいけどAppleMusicは最後にBetter Thingsを入れてくれるな、センスがない。あー、aespa、遠くにいっちまったな......みたいな気持ちでYouを聞いた後に静寂がおとずれないのはクソです。
お前、Cool With You好きじゃんと言われるかもしれませんが、あれはMVもあいまって、どう考えてもyouは視聴者ではない特定の誰かという気持ちになるのでセーフです。
Off The Recordも大丈夫です。あれは、あなたに向けた歌詞というよりは、他人に左右されない自分自身の聖域とかあり方を歌っているものの中で、自分自身ではないもののひとつの例としてあなたが出てきているだけだから、あなたが誰かみたいなことをいちいち解釈する必要がない歌詞だと私は思っています。
そういえばパウーでポストしたのですが一週間で消えるようにしているのでここに残しておこうと思うのですが、MMA 2023のステージ衣装（パフォーマンス）でも、NewJeansだけは異様だなあと感じました。みんなドレッシー、正装的なものを身につけてたけど、NewJeansだけはストリートでカジュアルな衣装。NewJeansってグループ名、wikiに「ミン・ヒジンは『大衆音楽は服と同じく、日常生活に至近距離で寄り添う文化であり、特にジーンズは時代を問わずに老若男女に愛されてきたファッションアイテムである。NewJeansにはそんな毎日つい手に取ってしまう、いつ穿いても飽きないジーンズのような時代のアイコンになるという抱負が込められている』」って書いてあるけど、私はそうは思っていなくて（何故？）ジーンズって少なくとも現代においてブランド的なもの、ビンテージ的な価値、使い古されていく中での色の変化を楽しむ価値が前提とされていることを思うと、Newであることはそういった価値観と相容れないものだから、大衆的な様相でありながら、既存の価値観を破壊するみたいな意味が込められていると勝手に思っています。新しいジーンズであり続けるということは、昨日、自分が作ったものを捨てることをも厭わない、2000年代あたまから自分が作り上げてきたk-popを転倒させるという意気込みを個人的に感じているグループ名です。きっとこういうことを言うと、ミン・ヒジンが言ってるんだからそれ以上でもそれ以下でもないだろということも思う方がいるかもしれませんが、そういう人はバカなので大丈夫です。
IVEのインタビューでレイが休養中なのを（恐らくずっと）引きずっていて、それをああいう場で言葉を通じて吐き出したということは（場違いだったかもしれないが）私は彼女にとって良かったことだと思うし、そこに寄り添い続けていたユジンの人柄の良さに涙した。結構前の動画だけど、これなんか見てもきっとデビュー前から今に至るまでユジンはずっとメンバーにめちゃくちゃ気をつかってるんだろうなあと感じる。
そういえばこんなのを書いた。今だとこれ。
好きなボカロ曲、何をあげてもキツイと感じなくもないお年頃ですが、この動画が大好きということであげさせていただきました。安定型アンパンマンこと田中教順の叩いてみた動画です。最高。
どさくさに紛れて、私が思っているニコニコ動画における叩いてみたベスト3の残り2つもあげておきます。折を見て最高と言っているので、私と付き合いがある人は、それもう見たわ！という方もいるかもしれませんが許してください。
これはC.C.Lemonこと川瀬、HEAVY METAL RAIDEN（高田馬場のミカドと親和性が高いゲーム音楽をメタルアレンジしたりオリジナルしたりのバンドだったと思います）でドラムを叩いている方です。あとはセッションイベントとかでも名前を見かけますが、この人が参加してるセッションの演奏者、どれだけ演奏レベルが高いんだよと思うと、絶対参加できない......となります。
みんな大好きsora tob sakanaの生みの親のハイスイノナサのザーサイさんの叩いてみた動画、曲は当時飛ぶ鳥を落とす勢いで現れたパンク、エモ（At The Drive-In）経由のプログレバンドのみんな大好きThe Mars VoltaのWAX SIMULACRA。Cicatriz ESPにはジョン・フルシアンテがゲスト参加していることも話題になりました。っていうか、これ以降の叩いてみた、弾いてみた動画は分からない。
まあ、どうせ、みなさん動画を見ないということは分かっているので、自分がリファレンスする用という感じですが、だいたいの書いている内容は、未来の自分が読んだときに、今の私の気持ちを思い出すためのツールのように思っているので（それゆえアーカイブ化をインターネット上にしてしまって良いのかという不安はあるけれど）良いでしょう、私が良いといえば良い。（まあを満たした）
では、ごきげんよう。
